次葉文化アーカイブ メインスクリーンショット

次葉文化アーカイブ

制作区分
自主制作・公開デモ
サービス分類
Webサイト制作
公開状態
公開済み

スクロールがそのまま物語の時間軸になる、Three.js(WebGL・GLSLシェーダ)による3Dスクロールストーリーテリングのブランドサイト。文化資料の修復・デジタル化・公開を担う専門会社を題材に、世界観の設定から演出設計・実装まで一貫して制作した。

画面全体がひとつの Three.js シーンで、スクロール量がそのまま物語の時間軸になる3Dスクロールストーリーテリングサイト。トップは画面高さ約12枚分(1,240svh)を「発見・残すべきもの・修復・走査・構造化・公開・継承」の7幕に区切り、一枚の紙が裂けて褪色し、修復され、走査光にさらされ、点群となって意味の網目に変わるまでを、途切れのない一続きの映像として見せる。舞う粒子は塵→繊維→画素→ノードと役割を変えるが実体は最後まで同一の粒子系で、事業工程の移り変わりを「一つのものの変化」として表している。カメラ距離・仰角、紙の破損度・修復度、走査光、粒子数、背景トーンなど18の連続値を幕ごとのキーフレームで定義し、この幕定義を3D描画と本文表示の唯一の元データとすることで、映像と文章が常に同じ進行度で動く。描画は端末性能に応じた4段階の品質制御を持ち、45fpsを2秒下回ると最大2段まで自動で落とす。動きを抑える設定(prefers-reduced-motion)やWebGL非対応の環境ではシーンを生成せず静的表示に切り替える。3D計算は three・React に依存しない純関数として分離し、ブラウザ無しで検証できる形にした(設計判断の記録90件・テスト142件)。土台は Next.js 16(App Router・静的書き出し)+ React 19 + TypeScript で、事業紹介・工程・技術・実績・資料アーカイブ・ジャーナルの各ページを持つ。資料データは型付きの TypeScript コンテンツモデルとリポジトリ層で構造化し、将来のDB・API差し替えを見据えた設計とした。公開範囲はビルド成果物の境界として実装し、非公開資料は生成物そのものから除外、翻刻は人手確認済みと機械読みを区別して表示する。墨・和紙・藍・銅を基調とした配色、明朝と等幅の書体、影を使わず罫線と余白で組む構成で、WCAG 2.1 AA を手計算で検算しながら仕上げた。

同等規模を新規制作する場合の参考価格

3,800,000円~

世界観の設定とアートディレクション、物語の幕構成とモーション設計(絵コンテ)、Three.js(WebGL・GLSLシェーダ)による3D演出の実装、情報設計、コンテンツ設計、Next.js/TypeScript実装、資料アーカイブの構造化、アクセシビリティ対応、静的書き出しによる公開を含む想定です。演出を既製のテンプレートやスクロールライブラリで代替せず、題材に合わせて一から設計・実装する前提のため、通常のコーポレートサイト制作とは工程数・工数が大きく異なります。

掲載価格は、本事例と同等の規模・機能を新規制作する場合の目安です。ページ数、機能、素材、外部サービス連携、サーバー環境などによって変動します。

制作目的

世界観の設定、物語の幕構成、モーション設計といった演出の根幹から、Next.js/TypeScript の実装、WebGL・シェーダ表現、アクセシビリティまでを一貫して設計・実装できることを示すため。既製テーマやスクロール演出ライブラリの組み合わせでは代替できない、題材に固有の表現を白紙から起こす制作を形にした作品。AIエージェントを使いながら、設計者として一つのWeb事業を立ち上げた。

想定利用者

3D・スクロール演出を伴うブランドサイトを検討している事業者、文化施設・専門事業のサイト制作を検討している事業者、WebGL表現とNext.js/TypeScript・アクセシビリティの実装力を確認したい人

担当範囲

  • 企画・要件整理
  • 情報設計
  • コンテンツ設計
  • 世界観設計・アートディレクション
  • モーション設計(絵コンテ)
  • UI設計
  • Webデザイン
  • フロントエンド実装
  • WebGL・シェーダ実装
  • アクセシビリティ対応
  • レスポンシブ対応
  • テスト
  • サーバー設置・公開

主な機能・特徴

  • スクロールが物語の時間軸になる3D演出(画面高さ約12枚分=1,240svhを7幕に構成し、紙が裂け・修復され・走査され・意味の網目になるまでを一続きで見せる)
  • 舞う粒子は塵→繊維→画素→ノードと役割を変えながら実体は同一の粒子系のまま(工程の移り変わりを一つのものの変化として表現)
  • カメラ・紙の破損/修復・走査光・粒子数など18の連続値を幕ごとのキーフレームで定義し、3D描画と本文表示を同じ幕定義から生成
  • 端末性能に応じた4段階の品質制御と自動降格(45fpsを2秒下回ると最大2段)、粒子数の上限設計
  • prefers-reduced-motion・WebGL非対応環境ではシーンを生成しない静的フォールバック
  • 3D計算をthree・React非依存の純関数として分離し、ブラウザ無しで検証(設計判断の記録90件・テスト142件)
  • 型付きTypeScriptコンテンツモデルとリポジトリ層による資料データ構造(将来のDB・API差し替えを見据えた設計)
  • 資料アーカイブの一覧・詳細と、所蔵先・人物・キーワードなどのメタデータ表示
  • 公開範囲をビルド成果物の境界として実装(非公開資料は生成物から除外)
  • 翻刻の人手確認済み行と機械読み行を区別した表示
  • 墨・和紙・藍・銅の配色と明朝・等幅書体、影を使わず罫線と余白で組むアートディレクション
  • WCAG 2.1 AA をコントラスト手計算で検算したアクセシビリティ対応
  • Next.js の静的書き出しによる公開(サーバー不要・画像はAVIF/WebPを事前生成)

技術スタック

制作領域

制作期間

2026年

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